沖縄瞑想日記

「ほんの少しの瞑想でより充実した幸せな毎日を!!」

火葬した骨はどこへ、位牌はどういうもの❓サクッとお教えします。(沖縄位牌編)

 亡くなった場合、遺骨はどうするのか❓位牌はどのようなもの❓以外と具体的な内容は知らない方も多いかもしれません。さらに近年では葬儀やお墓のあり方も変化してきています。僕の働くお寺の住職に聞いても、ここ10年でだいぶ変化していると言います、これからもどんどん葬儀や遺骨や位牌の扱いも急速に変化してゆくと思われます。今回は、沖縄の「位牌」について書いてみようと思います。

                           

「知っ得」沖縄の位牌6つの事。 

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沖縄位牌の「知っ得」① そもそも位牌とは❓

 位牌とは死者の魂が宿るものとされています。ですので位牌は仏壇の上部に丁寧に扱われていることがほとんどだと思います。基本的に遺骨ではなく、位牌に亡くなった方の魂が宿っているようです。

 

 

沖縄位牌の「知っ得」②どんな位牌の種類があるの❓

 位牌は基本的には2種類あり「白位牌」と「本位牌」があります。

白位牌・・・・一般的に49日までの位牌、49日以降に本位牌に移されます。

本位牌・・・・49日以降の位牌。

 

 

沖縄位牌の「知っ得」③位牌を継ぐ人、新しく位牌を仕立てる必要のある人の違い❓

 基本的に長男が位牌を継ぐことになっていて、位牌を継承する方とそのパートナーは既存の位牌に戒名が記載されることになるのが一般的。位牌を継承しない方、ここでいうと長男と長男の嫁以外は新しく位牌を仕立てる必要があるようです。

 

 

沖縄位牌の「知っ得」④気になる位牌のお値段は❓

 仏具はやはり高価。一般の家庭にある位牌は10万くらいが相場ではないでしょうか❓下の写真は丸幸家具。サイトはうるま市の赤嶺家具から。

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www.okinawabutudan.jp

 新しく位牌が必要な人は、さらに仏壇も作る必要があります。仏壇はさらにいいお値段がかりそうですね。

 

沖縄位牌の「知っ得」⑤「位牌継承」4つのタブー

 位牌継承の形も少しユルくなってきているとは言いますが、重要なタブーは知っておいた方がいいですよね。

 

1、タチイマジクイ・・・先祖代々の男性側の血縁が入っていないといけない。

2、チャッチウシクミ・・・長男以外の継承

3、チョーデーカサバイ・・・兄と弟の位牌を一緒に祀る

4、イナググァンス・・・女性の元祖

 

1、タチイマジクイとは、先祖代々の男性側の血縁が入ってないといけないこと。少し下ネタになってしまいますが理解しやすい説明だと、ご先祖様の精子をついでない人は位牌をついではいけないことになってます。(ちなみに沖縄で精子のことをサニといいます)

 

2、チャッチウシクミとは長男以外の継承のこと。例えば次男が親の面倒をみたとして、次男の息子が位牌を継ぐとしても次男は位牌に入ることはできないようです。

 

3、チョーデーカサバイとは、兄と弟が一緒に位牌に入ること。チョーデー(兄弟)カサバイ(重なる)さらにイチュクカサバイといのもあり従兄弟も同じ位牌に入ってはいけないようです。

 

4、イナググァンスとは女性が元祖となる位牌、迷信になりますが仏壇にイナググァンスを祀っているとトラブルにつながると言われているようで台所に祀るようです。離婚や未婚の女性の位牌は結構冷たい扱いにされてしまいます。

 

沖縄位牌の「知っ得」⑥位牌トリビア

位牌の歴史 

 位牌の始まりは、6世紀の中国・福建省のあたりだと言います。儒教文化の中で位牌というものが創られ、その後仏教においても位牌が使われるようになったようです。日本へは14世紀の室町時代に入ってきたとされていて、実際に庶民に普及していったのは江戸時代に入ってから、沖縄に普及したのは18世紀以降といわれています。

 

 トートーメーの由来

 沖縄で位牌はトートーメーと呼ばれています。「尊い御前」というところから由来してる説もあります。

  

 グソーニービチ=死後婚というのもある

 独り身でなくなった場合や、離婚して独り身になった場合にグソーニービチをする場合があると言います。グソーニービチをする場合は、ユタ(沖縄で言う霊媒師)に頼んで相性が合うかなどの相談をするようです。イナググァンスで可哀想な位牌もグソー(あの世)で結婚してパートナーを持つことができるようです。

 

 いかがでしたか❓遺骨や位牌について書いてみました。少しでも位牌の知識がつき、興味が生れたら嬉しい限りです。

 

まとめと未来の「先祖の祀りかた」の考察

 位牌を祀るようになって1500年くらい経ちます、さらに儒教の文化で生れて仏教が引き継いでる形になってます

 

 。そもそもブッダは死後の世界については言及しておらず、葬式などを禁止にしていたと聞きます。その仏教が現在では葬式や位牌を扱っている形になってます。

 

 位牌について調べるほどに儒教的な側面が強いと思ってしまいます。上のもの従う、偉い立場のいうことは黙って聞く、という文化を感じざるを得ません。上下関係をしっかりと決め、長男が上で女性はさらに下という形が出来上がってます。

 

 現代の平和で平等な世の中を目標とする概念に少し合わなくなってきていると感じます。さらに忙しく合理的な考えをするようになった現代人は葬儀や仏壇やお墓・位牌をどのように扱うか、これからどんどんと簡略化されていくだろうと予想されます。

  

 それでも感謝するということは、健康的な精神状態を維持することや社会で生活するということにとってとても大切な要素だと思います。

 

 先祖はもちろん祖父や両親があって自分がある、そのことへの感謝を忘れずにいるためにも死者を祀ることはなくならないと思います。技術革新やグローバル化も進みこれらの死者や先祖の扱いも急激に変化していくだろうと思います。

 

 いかがでしたか❓もともと仏教は葬式を拒否していましが、時代が進むにあたって葬式も行うようになりました。僕は今、お寺で働いてるのこのような記事を書いてみました、少しでも知ってよかったと思う情報が得られたら幸いです。