沖縄瞑想日記

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ロスジェネ時代の必読書 落合陽一「日本再興戦略」

 メディアアーティストの落合陽一さん、最近は色々なメディアで活躍して色々なところで見かけるようになりました、さらに近年では著書も出版していて数々の著名人がその著書を絶賛しています。著書を読んでみると落合さんの知識の深さに驚かせられます。2018年に発売された著書「日本再興戦略」を紹介しようと思います。僕らの世代に強い希望を与えてくれる本だと思います。

 

落合陽一 「日本再興戦略」

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 今年の初めからこんな良書に出会えるとは、とても幸運だと思ってます。

 

 メディアでは尖った感のある落合さんですが、堀江さんも絶賛する通りの深い知識の持ち主だと思いました。

 

 この著書では日本の歴史な事実と日本人の性質を汲みつつ、諸外国との比較を落合さんの目線で行い日本という国家や日本人にとって最適解を記しています。

 

 落合さんのアイデアは斬新ですが現実的だと思います。日本の数々の問題を理解しやすいようにまとめてくれてます、

人間の存在や国家のビジョンなどの我々のアイデンティティに関わる分野を聖域的に捉え、それからすればテクノロシーを些細な一分野であるような見方をする人々もいます。

しかしながら我々はテクノロジーによって知を外在化し、生活を拡張し、人間存在それ自体の自己認識を更新し続けてきたのです。

テクノロジーという人の営みが生んだ文化を見直し、テクノロジーという人の営みにおいて不可欠であり、自然の中から生まれた人間の存在は、人間が生み出したテクノロジーによる新たな自然を構成することで自らの存在や定義という殻を破り、更新されうると僕は考えています。 

 上記の冒頭の文で本は始まります。人間は人間の生んだテクノロジーによる新たな自然を構成することで、自らをアップロードするようになる。ということだと思います。人間が生んだテクノロジーを使い、まだ見ぬ世界を開拓する。開拓し続ける。

  

日本再興戦略 目次

はじめに:なぜ今、僕は日本再興戦略を語るのか❓

 

第1章 欧米とは何か

 

第2章 日本とは何か

 

第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか

 

第4章 日本再興のグランドデザイン

 

第5章 政治

 

第6章 教育

 

第7章 会社・仕事・コミュニティー

 

終わりに:日本再興は教育から始まる

 

 

少子高齢や人口減少は追い風である

 「日本再興戦略」は日本の行く末を案じる人々に光を与えてくれます。ネガティブに捉えられがちな少子高齢や人口減少をプラスに捉えてます。

 

 世界で最も早く少子高齢化や人口減少を経験する日本だからこそ、少子高齢化をテクノロジーで乗り越えてこれから少子高齢化する国へ技術を売ることができるとうプラスの見方をしています。

  

 さらに人口減少という問題もプラスに考えて、ロボティクスを進化される起爆剤になると訴えています。

 

 例えば人口増加しているとテクノロジーは仕事を奪うことになるので進化しにくくなってしまい、減少しているからこそ倫理的にもテクノロジーは進化しやすいといいます。

 

士農工商を復活させよ

 士農工商の復活、この考えには驚かされました。インドを例にとり、日本人はカーストがあることで逆に生産的になると書かれています。

 

 ちなみに「農家」の方を百姓と言い換えていて、百の仕事をする人々だと書いています。現代でいえば個人事業に近い人々だと、好きなことをやって稼ぎ小さなイノベーションを起こす人々の事。

 

 また、「工」はクラフト、職人のこと。職人がいろいろなモノやアートを作ってくれる。

 

 士は国や官僚的な人々の事、大きなビジョンを提供してくれ安全を守り、大きなクリエイティブを作り出す人々の事。

 

 ちなみに落合さんは金融には手厳しく、何もクリエイティブな事は生み出していないので一番下の位があっていると指摘しています。

 

 平等を大切にする現代に、逆にインドのようなカーストを作るという発想は大胆ですが、日本人の特質をついたいい案かもしれないと思いました。

 

日本は地方分権が向いている

 日本は江戸時代の頃のような地方に統治を任せるのがあっていると指摘しています。さらに、10万から100万くらいの人口の方が現代にはあっていると。

 

 これからは中央集権がたではなく、地方分権型の時代。僕は沖縄に住んでいるので、そのことがよく理解できます。

 

 治安ということでためらってしまいがちですが、政治はもう少しコンパクトでローカルな方が現代にあっていて、日本人にも向いていると思います。これからは小さくて素早い政治や国家が求められていると思います。

 

「日本再興戦略」はロスジェネ時代の必読書

 日本という国を再興させるには時間がかかるといいます。何よりも人を育てないといけないので、早くても30年はかかるのではないでしょうか。高齢化の進む日本ですが、まだまだ高齢の方々がいろいろと権力を握っています。

 

 この本に書かれてる通りに日本を再興させるためには、僕たちのようなロスジェネと言われる年代の人々が力を合わせなるべく楽しみながらその権力をいち早く若くて優秀な世代に渡さないといけないと思います。

 

 僕たちはその権力の橋渡しのような役目を担う世代だと感じさせられる著書でした。

 

 悔しいですが、僕たちは日本再興の土台を作る裏方に回らないといけないようです。バブルの熱狂も味わえず、これからの日本の再興の表舞台には立てない悲しい役割になってしまいますが、日本や世界の発展のためバトン渡しをしないといけない大切な世代。

 

 

 ですが、日本が再興するのを僕たちの子の世代に託し楽しみながら見守れる幸運でとても大切な世代かもしれません。「日本再興戦略」は日本を再び前向きに成長させてくれる具体的な戦略を提起してくれています。

 

 世界や自分の為に、自分に「がんばろう」って思わせてくれる、背中を押してくれる本です、是非一読をオススメします。