沖縄瞑想日記

「ほんの少しの瞑想でより充実した毎日に!!」

ユヴァル・ノア・ハラリ 「ホモ・デウス」 著書紹介

 世界的大ベストセラーの「サピエンス全史」の著者であるユヴァル・ノア・ハラリさんの2018年発売の新刊「ホモ・デウス」は「サピエンス全史」をアップグレードして、さらに歴史学者のマクロな目線から見たこれらの人類を予測した著書になってます。人類はどこからきてどこへ向かっていくのか❓そのヒントを与えてくれる本です。今回はその「ホモ・デウス」のエッセンスを紹介して見ます。2018年のベスト本だと思います、ぜひ一読をお勧めします。 

 

ユヴァル・ノア・ハラリ 「ホモ・デウス

f:id:blessman:20190107221016j:image

 

 

ホモ・デウス目次

第1章 人類が新たに取り組むべきこと

第一部 ホモ・サピエンスが世界を征服する

第2章 人新世

第3章 人間の輝き

第二部 ホモ・サピエンスが世界に意味を与える

第4章 物語の語り手

第5章 科学と宗教というおかしな夫婦

ここまでが上巻となっています。以下は下巻。

第6章 現代の契約

第7章 人間至上主義革命

第三部 ホモ・サピエンスによる制御が不能になる

第8章 研究室の時限爆弾

第9章 知能と意識の大いなる分離

第10章 意識の大海

第11章 データ教

 

下巻の「意識の大海」と「データ教」だけでも読んで欲しい理由!!

 「ホモ・デウス」も「サピエンス全史」につづき文字数の多い本です、上下巻では500ページを超え、さらに1ページの文字数も結構多い本です。

 

 内容はとても興味深く、展開も独特でストーリー性とユニーク性とシニカル性を含んでいて、どんどん読みすすみますが全て読むまでに時間と労力がかかってしまいます。

 

 ですので時間の無い方や本を読む習慣のないかたは飛ばしてしまって、下巻の「意識の大海」と「データ教」から読んでも良いと思います。

 

 「意識の大海」と「データ教」にはこれからの人類の行く末を知る手がかりが書かれています。かなり具体的な未来予測だと思います。

 

 正直、かなりショックを受けてしうかもしれませんが、勇気のある方はぜひ知っておいた良い内容。人生の哲学やら宗教やら、信じていたものの価値観が壊される内容だと思います。

 

 現在の社会を50年後の世界から眺めることができる内容になってます。

 

f:id:blessman:20190311135548p:plain

 

www.okinawameisou.com

 


人類は危機をすでに乗り越えている

 「意識の大海」と「データ教」にまでの内容は、これまでの人類の歩みを歴史学者の視点から見ています。

 

 しかし、ユヴァル氏はただの歴史学者の枠に囚われない非常に広い知識の持ち主で、歴史はもちろん、宗教や戦争、政治経済、生物学や医学、テクノロジーなどの広い分野から、マクロな目線から歴史を俯瞰して、その動向をおい傾向を捉えています。

 

 

 人類は過去に3つの問題に常に悩まされていました、それは飢餓と疫病と戦争です。しかし、現在は事実上この問題をすでに乗り越えていると言います。

 

 飢餓の代わりに肥満が増え、疫病よりも寿命により亡くなる数が増え、戦争で命を落とす人よりも自殺によって命を断つ人が増えていると指摘します。

 

 現代はすでに生命の危機を乗り越え、新たなる問題に直面しているのです。

 

 地球温暖化もその一つかもしれません、自殺者やうつ病が増えるのも少子高齢化も現代の社会が生み出した文明の問題、その問題を乗り越えなければなりません。

 

 グローバル化した社会で、人類という一つの種としてこのような新たな問題に対峙してゆかないといけません。

 

ここから衝撃の展開

 「サピエンス全史」では、人類という生物としてはけして強靭とは言い難いサピエンスが何を武器に世界を支配することができたか❓

 

 という内容で進められて書かれていました。その答えは「虚構」人類は「虚構」を武器に社会をうまく発展され世界を支配しました。

 

 「ホモ・デウス」では、現在の人類はどのような問題を抱えているのか、テクノロジーが発展した今の宗教や政治や経済をどのように変化されるべきなのかについて、いろいろな例を出し解説しています。

 

 それから急展開を見せ、人類の未来予測をマクロな目線から解説。これまでの本での長い説明はこの予想に信憑性を与える長い説明のようなもの。

 

 ユヴァル氏の未来予測を僕なりにまとめると、この世界は情報によって造られている、情報弱者は淘汰される時代。人類はこれから情報弱者になってしまう。

 

 アルゴリズムを上手に使いこなすテクノロジーが、人類がこれまで他の種を排除して生き残ってきたようになる世界がくるかもしれない。

 

f:id:blessman:20190311135524p:plain

 

www.okinawameisou.com

 

著者のユヴァルさんも瞑想愛好家!?

 ユヴァルさんも瞑想の愛好家らしく、ヴィパッサナー瞑想をしているようです。ホモ・デウスの本の始めのページでヴィパッサナー瞑想センターを設立したゴエンカ氏の事をたたえた一文が書かれていました。ユヴァルさんみたいな天才も瞑想している!!

 

まとめ

 これまで読んだ本の中でも、トップに入るほど内容の濃い本です。未来の事を少しでも感じたい方は必読です。

 

 これから人類は予想をはるかに超えた変化を迎えると思います。純粋なる人間はこの世界にいなくなるような気がしてなりません。

 

 テクノロジーにより宗教も政治も経済も駆逐されるような未来が僕たちの生きている間にくると思います。

 

 その時代をどう迎えるか、生命とはただのアルゴリズムの情報処理なのかもしれませんが、人生や生きることに意味なんて全くないかもしれませんし、

 

 天国も地獄も都合のいい虚構。今という瞬間を一生懸命味わって幸福を感じて人生を過ごす。それが唯一ホモ・サピエンスに残された未来の生きる道なのかもしれないと思わせられた本です。

 

 少し長い本ですが、かなりおすすめです。ぜひ一読を!!

 

 

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来

 

 

 

 本が苦手という方、YouTubeでも色々とユヴァル氏の動画が楽しめますよ。


Yuval Noah Harari on the Rise of Homo Deus