沖縄瞑想日記

「ほんの少しの瞑想でより充実した幸せな毎日を!!」

【瞑想本紹介】『怖れ〜心の嵐を乗り越える深い智慧〜』ティク・ナット・ハン

 マインドフルネスを世界中に広めた第一人者である禅僧ティク・ナット・ハン氏。

 

 ティク・ナット・ハン氏はベトナムを亡命し、フランスでプラムヴィレッジを開設して、多くの人にマインドフルネスの大切さを伝えています。

 

 著書も100冊以上を執筆しています。前回はティク・ナット・ハン氏の『怒り〜心の炎の沈め方〜』を紹介しまいした。↓

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  今回はその続編である『恐れ〜心の嵐を乗り越える深い智慧』を紹介します。

【瞑想本紹介】『怖れ〜心の嵐を乗り越える深い智慧〜』ティク・ナット・ハン

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人は生まれる瞬間から恐れを抱く

『恐れ〜心の嵐を乗り越える深い智慧〜はマインドフルネスの大切さが詳しく書かれた内容の濃い作品でした!!

 

 前作「怒り」に比べると、瞑想やマインドフルネスの大切さや方法が具体的に書かれた本です。

 

 私たち人間は、母親の子宮から飛びたした瞬間に恐れを感じるようにできているようです。

 

 生まれたばかりの子供は無力、誰かに気づいてもらい育ててもらえないと生きていけない恐怖を赤ん坊の頃から抱いているよです。

 

「怒り」と同様「恐れ」から目を逸らさない!!

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 怒りと同様に、恐れからも目をそらすのではなく、できる限りじっくり観察することが大切なようです。

 

 恐れの感情を優しく包み込む、そのような感じで恐れを付き合うといいようです。

 

 

未来への恐れを手放す5つの確認

 恐れからなるべく目を逸らさずに(恐れが大きく、トラウマがあるなら少しずつ見つめる努力をする)きちんと見つめると、その恐れかが変容していくと言います。

 

 その変容を促す5つの方法を紹介しています。

 

1、私は歳をとる。老いからは逃れられない。

2、私は病気になる。病気からは逃れられない。

3、私はやがて死ぬ。死からは逃れられない。

4、今大切にしているものや愛する人々はすべて変わりゆく。別離からは逃れられない。

5、私は体、言葉、心による行為の結果を受け継ぐ。私の行為だけが継続していく。

 

 上記の5つの事を、瞑想しながら見つめると恐怖を手放すことができるようになると言います。

 

 恐れに直面する事を避けて、私たちはそれを覆い隠し、心の地下倉庫に押し込めようとします。誰かや何かの出来事によって、その存在に気付かされるのに抵抗します。恐れが日常の意識の中に姿を表して欲しくないんです。

 マインドフルネスはこうした態度とはまったく反対です。いつでも意識の中にそうした恐れを招き入れ、話しかけます。

 

「友よ、私はお前を恐れてはいないよ。恐れを怖がってはいないんだ。老いは私の自然な性質だし、老いるのを避けることはできないのだから」

 

  このように、恐れから目をそらすのではなく、自ら恐れに近づいて生き恐れをマインドフルネスのエネルギーで包み込むと、恐れのエネルギーはゼロになることはなくても少しづつ弱まると言います。

 

スマホを持ち歩くようにマインドフルネスを持ちあるく!!

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 現代人がスマホをどこにでも持ち歩くように、ティク・ナット・ハン氏はマインドフルネスとともに生きる事を進めています。

 

 いつもマインドフルネスを携帯していれば、恐れや怒りがあっても自分の居場所が必ず見つかるそうです。

 

『恐れ』を愛に変える呪文!!

 これからの言葉を、瞑想して集中した状態で唱えると恐れを手放し、真の愛を育み、コミュニケーションを取り戻す助けになるようです。

 

・私はあなたのために、ここにいます。

・あなたがいてくれて、とてもうれしいです。

・あなたは苦しんでいます。だから私はあなたのためにここにいます。

・私は苦しんでいます。どうか助けてください。

 

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恐れを変容させる実践 8つのエクササイズ

1、息を吸いながら、息を吸っていることに気づく。息を吐きながら、息を吐いている事に気づく。

2、息を吸いながら、入ってくる息の最初から最後までをたどる。息を吐きながら、出ていく息の最初から最後までをたどる。

3、息を吸いながら、全身にくまなく気づく。息を吐きながら、全身にくまなく気づく。

4、息を吸いながら、体にある緊張や痛みに気づく。息を吐きながら、体にある緊張や痛みを静め、解放する。

 

 

まとめ マインドフルネスの実践法を教えてくれる本

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 ティク・ナット・ハン氏の「怒り」は、マインドフルネスの大切さや本質がよく書かれた著書であったのに対し、この本「恐れ」は、マインドフルネスを実践する方法がよく書かれた本でした。

 

 本書の最後には、体と感情から恐れを解放するマインドフルネスエクササイズ、8つの呼吸のエクササイズ、深いくつろぎの瞑想法、5つのマインドフルネストレーニングなど、実践的なマインドフルネスの方法が書かれています。

 

 仏教は実践を大事にします。ブッダは目的地へ案内はしてくれますが、目的地までは自分で歩かないといけません。

 

 マインドフルネスや瞑想を役立て、実践して苦を手放すスキルを身につけてより愉しい毎日にしていましょう!!

 

 マインドフルネスや瞑想のを日常生活に取り入れる大切さやその方法を知ることのできるとても優れた本だと思います。Kindleの読み放題サービスに2019年5月現在は含まれているので、Kindle unlimitedで読むのもお勧めします。

 

 ティク・ナット・ハン氏の著書シリーズ「恐怖」「恐れ」に続き次回は「和解」を紹介します!!

 

 

怖れ~心の嵐を乗り越える深い智慧~

怖れ~心の嵐を乗り越える深い智慧~

 

 

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